露地ぶどう生産者大会開く
JAとJAぶどう部会は8月21日、JAぶどう集出荷センターで、令和5年度露地ぶどう生産者大会を開催しました。
大会には、部会員や市場関係者、JA役職員ら約100人が出席。販売方針や出荷計画、市場情勢、今後の生産の取り組みなどについて協議しました。
武田直人部会長は「4月の凍霜害や7月以降の猛暑など厳しい生育環境が続いたが、部会員の徹底された栽培管理により、収穫量は順調。出荷に向けて、品質の統一と向上に努めてほしい」とあいさつ。
販売方針では、生産者の手取りアップを目指すために、売れる商品を売れる時期に出荷することで新たなファンやリピーターを獲得することや、事前販売の拡大による売り場確保に取り組むことを決めました。また、シャインマスカットの全国的な産地化が進み、産地間競争の激化が予想されるため、食味重視の出荷の徹底、試食宣伝会の強化や計画販売の実施を行うことを確認しました。