黒系品種の生産基盤拡大に向けて大苗掘り取りを実施
JAとJAぶどう部会は昨年12月6日に、4月に行われた大苗養成事業で育てた2年生苗木の掘り取り作業を行いました。
この取り組みは、JAが管理委託した苗畑で1年間苗木を養成した後、生産者に配布することで、早期に生産を行える環境を整えることを目的に毎年実施しています。
令和5年度は「巨峰」と「ナガノパープル」の2品種を養成。市場からの需要が高まっている黒系品種の生産基盤維持・拡大、産地ブランド化の形成を目指し、中期的に実施していきます。
掘り取り作業当日は、朝から部会役員とJA役職員が、育った養成苗500本を傷まないよう慎重に掘り起こしました。作業に参加したJAの佐々木真経済常務は「本事業は、これから先の中野市のぶどう生産を支える大切な取り組みです。黒系品種の生産基盤維持と拡大を目指し、高品質なぶどう出荷につなげましょう」と話しました。