安定した生産基盤づくりに向けて
JAは昨年12月15日、JA本所にて、園芸品目に係る諸対策と今後の方向付けを策定するために「園芸特別対策委員会小委員会」を開催しました。委員会にはJA常勤理事、総務・金融・経済専門委員長、園芸品目生産部会長ら約30人が出席。小林豊委員長は「異常気象が常態化傾向にありますが、しっかりとした対策を講じ、結実を確保して高品質生産につながるよう取り組んでまいります」とあいさつしました。
委員会では、令和5年度の園芸特別対策事業の総括や進捗状況について協議。園芸品目凍霜害対策事業では、オイルヒーターを設置していた園地では凍霜被害が軽減できたことから、今後も防霜資材購入に対する助成ができるよう進めていくことを確認しました。また、令和5年度はももの黒斑病やせん孔細菌病が激発。産地基盤を揺るがす事態となっているため、対象農薬や二重袋の購入に対しての助成を行うことを決めました。
今回検討した協議事項は、理事会へ諮り決定し、組合員へ周知・募集を行い、令和6年度の生産に間に合うように準備を進めていく方針です。