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地域の果樹を守り抜く JA青年部が共同開葯をスタート

青年部共同開葯 写真
 りんごの花を採取する青年部員 

 果樹類の開花期を迎え、JA中野市青年部による「共同開葯(かいやく)事業」が417日から市内外の園地で始まりました。摘み取った花から人工授粉用の花粉を精製し、農家へ供給することで、作業負担の軽減と産地の維持を図ります。   

 本事業は、果樹品目の結実確保を大きな目的として、同JA青年部と園芸課が連携して伝統的に実施しているものです。人工授粉用の花粉を自家採取する作業は、農家にとって多大な労力と時間を要します。特に高齢化や後継者不足に悩む農家にとっては大きな負担となっており、これが原因で栽培を断念し、耕作放棄地が発生するケースも少なくありません。 こうした事態を防ぎ、地域の農業を守るため、青年部員らは一つひとつの作業に熱心に取り組んでいます。

 開花直前の風船状の花を摘み取り、専用の機械で「葯(やく:花粉が入っている袋)」を採取します。その後、開葯室にて、温度24~25℃、湿度60%前後という最適な条件下で数日間管理します。開葯を促して花粉を取り出した後、順次農家へ配布される予定です。    

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