発信強化し教育促進 地域と産業の振興めざす
JAと日本きのこマイスター協会、東京農業大学による戦略的な情報発信と人材育成を目指し、三者は包括連携協定を締結しました。 今後は、「おいしい」「からだが喜ぶ」「国消国産」をスローガンに掲げ、地域と産業の振興に新たな視点から取り組みます。
JAは、生産量日本一のエノキタケをはじめ、リンゴ、ブドウなど多様な農産物を生産。協会はきのこの資格制度を設けており、JAとは情報発信と啓発活動で協力してきました。また、JAと同大学は、50年以上前から農業実習の受け入れや、加工食品「えのき氷」の機能性について共同研究で交流を深めてきました。
3月11日の協定締結式には、望月隆組合長、同大学の江口文陽学長、協会の前澤憲雄理事長が出席。望月組合長は「この協定で三者の強みを生かし、中野市だけでなく長野県や全国を巻き込むような大きな仕事をしたい」と、期待を寄せていました。