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一個たりとも盗ませない!果樹の夜間パトロール強化

盗難防止パトロール
不審者がないか懐中電灯を手に巡回する生産者ら

盗難防止パトロールを開始

果樹類の収穫最盛期を迎え、農産物の盗難事件を未然に防ごうと、JAとJA果樹部会協議会は7月28日から盗難防止パトロールを開始しました。同日、JA営農センターで出発式が行われ、同協議会員や警察署員、JA役職員ら約60名が出席。武田直人協議会長は「近年では、全国的に盗難件数が増加傾向にある。また中野市でも、表に出ない盗難被害も発生している。手塩にかけて育てた農産物を自分たちの手で守るため、気を引き締めて巡回してほしい」と呼び掛けていました。

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約60名が出席した出発式

 

出発式終了後、11班に分かれて、毎年被害が発生している園地を中心に、不審者や不審車両がないか懐中電灯を手に巡回しました。JA管内では毎年、ぶどうを中心に農産物の盗難が発生しています。昨年、被害届けが出された件数は5件で、約500房のシャインマスカットが盗まれました。金額にすると約50万円相当にも及びます。

 

今年は6月にズッキーニ150本も盗難に遭っていることから、JAと同協議会では、サンふじの収穫終了まで、夜間パトロールを実施する計画。このほか、盗難防止を呼び掛ける告知放送など各種対策を強化する考えです。