高品質生産に向けて、せん定講習会開く
JAとJAりんご・もも部会は、1月31日からJA管内の各園地でりんごの整枝・せん定講習会を開催しました。
同部会では、高品質なりんご・もも生産を目的に、樹の枝を切り整理する「せん定作業」を重視しています。せん定が不十分だと葉が茂り、果実に日光が当たらず食味や着色に悪影響を及ぼすことから、毎年講習会を開催し、生産者の技術向上に努めています。
講習会では、JA園芸技術員が「日光が園地の隅々まで入るようにする」「薬液が園全体に到達するようにする」「摘果・葉摘み等の作業がしやすいようにする」といった基本3原則を中心に説明。10年先を見据えなければならないと言われるせん定は、ベテラン生産者でも難しく感じることから、参加者はメモや写真を撮りながら質問し、真剣に受講していました。