ぶどう大苗養成 500本を定植
JAとJAぶどう部会は4月7日、令和5年度の「大苗養成事業」として、科野地区の園地でぶどうの大苗定植作業を行いました。この事業は、生産者が早期に収量を確保できるよう、2年生の大苗に育ててから生産者に配布する取り組みで、2005年から始め、本年で19年目を迎えました。
この日定植した品種は「巨峰」と「ナガノパープル」合わせて500本。定植した苗は今後、防除や管理を定期的に行い、今秋に2年生の大苗として部会員に配布する予定です。
作業に参加したJAの佐々木真常務は「市場では巨峰やナガノパープルといった黒系ぶどうの需要が高まっている。今後も同事業を継続し、消費地からの要望に応えられる産地と、黒系ぶどうの生産基盤の維持と拡大を目指し、高品質なぶどう出荷につなげてほしい」と話しました。