自動農薬散布機で生産者の負担を軽減
4月20日、JA営農センターでXAG JAPAN(株)主催の「自動農薬散布機実演会」が開催されました。
自動農薬散布機は、スマートフォンによるリモコン操作で、誰でも簡単に安全で正確な農薬散布ができる完全自動式の農業機械。高性能モーターと四輪駆動で、山間部のほ場や果樹園など複雑な地形でも走行できます。最大積載重量は150キロで、散布モードでは100リットルタンクを積載。高速気流スプレーシステムのジェットスプレーヤーにより、農薬の完全自動散布が可能です。
導入を検討した生産者は「散布が難しいところでも安心して任せられる。運搬機能もあるので、労働力の点でも負担が軽減できる」と話していました。
JAでは、生産者の生産性向上や農作業の負担軽減を目的に、ロボット技術を活用した「スマート農業」の実演会を今後も行っていく予定です。