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相次ぐ凍霜被害 災害対策本部会議開く

被害状況を確認し、支援を強化していくことを決めた対策本部会議
被害状況を確認し、支援を強化していくことを決めた対策本部会議

 JAは5月29日、JA本所にて「令和5年4月凍霜害」災害対策本部会議を開き、JA常勤理事、各地区代表役員・園芸品目生産部会長・行政関係者・JA役職員ら35人が出席しました。

 中野市では4月に延べ4回にわたる凍霜害が平坦部を中心に発生しました。リンゴやもも、サクランボの結実不良、アスパラガスの穂先が水浸状、露地栽培のシャクヤクが蕾枯死など、果樹類・野菜・花き全般が被害を受け、被害面積は141ヘクタール、被害金額は1億3,700万円。今後、生育が進むにつれ被害は更に増加するものと予想されます。

 会議では、オイルヒーターや小トンネル被覆資材の助成、被害を受けた農産物障害品の有利販売対策といった、生産部会からの要望事項を確認しました。

 災害対策本部長を務める望月隆組合長は「生産者の生産意欲が減退しないよう、また被害を受けた方々に寄り添えられるよう支援を強化していきたい」と話しました。