ぶどう大苗養成 460本を定植
JAとJAぶどう部会は4月15日、今年度の「大苗養成事業」として、科野地区の園地でぶどうの大苗定植作業を行いました。この事業は、生産者が早期に収量を確保できるよう、2年生の大苗に育ててから生産者に配布する取り組みで、2005年から始まり、本年で20年目を迎えました。
今年度定植した品種は「巨峰」と「ナガノパープル」合わせて460本。定植した苗は今後、防除や管理を定期的に行い、今秋に2年生の大苗として部会員に配布する予定です。
同部会では、黒系品種の生産基盤維持・再構築を生産方針に掲げており、同事業に加えて、裂果防止対策などの安定生産に向けた取り組みや、自然形栽培技術向上を目的とした講習会の開催を実施。市場での需要が高まっている黒系ぶどうの安定出荷と、消費者から選ばれる産地の構築を目指し、部会員一丸となって取り組んでいます。