第60回通常総代会開く
JAは5月27日、第60回通常総代会をアップルシティーなかので開催し、書面出席を含め389人の総代が出席しました。望月隆組合長は「農業づくり・くらしづくり・JAづくりの経営理念のもと、園芸ときのこの両輪による生産販売を中心とした総合農協として組合員の農業所得増大を目指し、JA中野市としてあり続けるための取り組みを進めていく」とあいさつ。
当日は、令和5年度事業報告や、令和6年度の事業計画、収支計画など全7議案が可決され、長期構想後期3カ年計画に基づき、「農業所得増大への更なる挑戦」「持続可能な生産基盤強化」「地域農業を担い・支える人材育成」を大切にしながら、協同の力による更なる発展に向け、農業振興と農業経営基盤の維持拡大や健全な経営に向けた業務改革に取り組むことなどを確認しました。
このほかにJA青年部から、食料安全保障の強化や適正な価格形成の実現、多様な農業者への支援など、次期基本計画において早急に施策の具体化を図っていくことを政府・与党などに強く求めていくことや、地元住民への「地産地消」の推進と、その全国的な積み上げによる「国消国産運動」にJAグループの総力を挙げて取り組んでいく「食糧安全保障の強化に向けた基本農政の確立と国民理解醸成に向けた特別決議」が提案され、過半数を超える拍手をもって承認されました。