夏の味覚 プラム出荷スタート
JAとJAプラム部会は6月22日より、管内で栽培されたプラム「大石早生」の出荷をスタートさせました。品種が豊富なプラムの中でも、先陣を切って店頭に並ぶ早生種で、優しい甘さとジューシーな果汁、ほどよい酸味が特徴です。
出荷当日は、JA南部共選所にて担当者による品質検査が行われた後、県内の市場に出荷されました。
今年は、凍霜害の影響がなかったものの、雨が少なかったことから小玉傾向でしたが、部会員の栽培管理の徹底により、着色・食味よく高品質なプラムに仕上がっています。
目揃え会にて、出荷規格を確認する部会員ら
また、24日には目揃え会を各共選所で開催。部会員等50人が参加し、出荷規格を確認しました。JA担当技術員は「着色」「熟度」「果形」などの持ち込み基準を説明し、品質の統一を図るよう呼びかけました。町田昇一部会長は「天候もよく、例年より生育が進んでいる。大石早生は日持ちが短いので、収穫遅れのないよう一つでも多くの出荷をお願いしたい」と話しました。
今後、プラムの出荷は「紅りょうぜん」に続き、「静香」「ソルダム」「サマーエンジェル」「貴陽」「太陽」「秋姫」「シナノパール」「麗玉®」など、多くの品種が10月上旬まで続く計画です。