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露地ぶどうの出荷がスタート 選ばれる産地を目指して

外観や糖度などを検査する選果担当者
外観や糖度などを検査する選果担当者

JAとJAぶどう部会は、8月21日から露地ぶどうの出荷を開始しました。

 当日は「ナガノパープル」がJAぶどう集出荷センターに持ち込まれ、選果担当者らが房形や糖度などの品質検査にあたり、東京や大阪など各地の市場へ出荷されました。

 今年は凍霜害の影響もなく、天候に恵まれ順調に成熟。粒肥大や食味、着色が整った高品質なぶどうに仕上がっています。9月11日からは「シャインマスカット」の出荷が始まり、23日からは「クイーンルージュ®」の出荷も始まる予定です。

 

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出荷規格を確認する生産者

 

 また、20日にはJA南部センターでぶどう荷造り講習会を開催。収穫時や荷造り前の一次選別の徹底と、一つの箱に同等の品質をまとめるなどの作業ポイントや注意点を確認しました。JA担当技術員は「収穫の際は、果皮色だけで判断せず、必ず試食をして糖度や食味を確認するように」と呼びかけました。

 JAと同部会では、令和6年度の販売実績75億円の必達に向けて、食味重視の徹底や部会員の技術向上に取り組み、消費者や市場から選ばれる産地を目指していきます。