「秋映」出荷開始 着色・糖度良好

JAとJAりんご・もも部会は9月30日から、りんご「秋映」の出荷を開始しました。「つがる」と「千秋」を交配させた中野市生まれの品種で、濃い赤色の外観とやや硬めの果肉、強い甘味が特徴。「シナノスイート」と「シナノゴールド」の3品種で「りんご三兄弟®」と呼ばれ親しまれています。
24日にはJA営農センターにて、出荷目揃え会を開催。90人の部会員が参加しました。JA担当技術員は、生育状況や病害虫防除対策、着色・熟度・サビ・日焼けなどの集荷基準について、サンプル品を用いて説明。「9月に入ってから降水量が増え、炭そ病や輪紋病が発生しています。病害虫防除を徹底するとともに、健全果への感染防止に努めてください」と呼びかけました。
同JAでは「果肉軟化注意。硬度・食味優先。着色一定基準。」をスローガンに、10月中旬まで出荷が続く見込みです。