露地シャインマスカット出荷スタート 「選ばれる産地目指す」
JA中野市と同ぶどう部会は、9月6日から露地物のシャインマスカットの出荷を開始しました。2026年度はシャインマスカット全体で、販売数量68万ケース(1ケース5キロ)、販売金額69億円の目標達成を目指しています。
出荷解禁初日にJA中野市ぶどう集出荷センターに持ち込まれた「シャインマスカット」は、選果担当者らが房形や粒の大きさなどの厳格な品質検査にあたり、約19トンが東京、大阪、名古屋、県内などの各地市場へ向けて出荷されました。
今年は昨年より生育が1週間ほど早く進んだということ。果実の肥大が良好で、着色や食味も整った高品質な仕上がりとなっています。今後は13日から「クイーンルージュ®」の出荷も始まる予定で、露地ぶどうの出荷シーズンは11月初旬まで続く見込みです。
これに先立ち、同部会では出荷前に「ぶどう荷造り講習会」を開催しました。収穫時や荷造り前における一時選別の徹底に加え、一つの箱に同等の品質を揃えて詰めるなど、具体的な荷造りポイントや注意点をJAと生産者間で念入りに確認しました。
さらに、2028年4月の稼働を予定している新ぶどう集出荷センターでのAI選果を見据え、本年の重要事項も説明されました。
JAと同部会は、品質や食味に対する生産者間の意識をしっかりと統一し、安定した品質を維持することで産地評価の確立を図り、激化する産地間競争の中、「選ばれる産地」の実現を目指す方針です。