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高品質生産に向けて摘粒講習会開く

各地で多くの生産者が参加した摘粒講習会
各地で多くの生産者が参加した摘粒講習会

 JAとJAぶどう部会は6月21日から29日まで、JA管内の約20ヶ所の園地で、シャインマスカットの摘粒講習会を開きました。講習会は毎年、各地区ごとに開催するとともに、新規栽培者を対象とした摘粒講習会も開いており、生産者の技術向上を目指すことを目的に取り組んでいます。

 25日には、日曜園芸教室としてJA営農センター裏にある試験圃場で行われ、平日に参加が難しい生産者80人が参加。JA担当技術員が講師となり、摘粒方法や新梢管理のポイントを説明しました。「品質向上のために段数調整を徹底し、潜り粒を残さないよう積極的に取り除く。摘粒時の形がそのまま房の仕上がりになるので、最終的な房型をイメージして作業にあたってほしい」と呼びかけていました。

 摘粒作業を終えたシャインマスカットは、袋掛けを行った後、9月中旬頃に収穫期を迎える予定です。JAと同部会では「シャインマスカット」と「クイーンルージュ®」「ナガノパープル」の「ぶどう三姉妹」を中心に、さらなる生産振興を目指します。