中野市の赤肉りんご、初出荷迎える
JAとJAりんご・もも部会は11月4日より、赤肉りんご「いろどり」「ムーンルージュ」「なかののきらめき」の出荷を開始しました。
赤肉りんごは、その名の通り鮮やかな赤い果肉と強い甘みが特徴の珍しい品種。平成26年に中野市の吉家一雄さんが育成し品種登録しました。これまで部会を通じて約600本(面積換算:2ha)の苗木が導入され、令和6年の出荷実績で1000箱(10㎏換算)を突破。外観よりも中身の斬新さで一定の需要があり、市場からも注目を浴びています。
今年は病害虫の発生も少なく結実良好。晩夏から秋にかけての潤沢な降雨により、果実肥大・食味ともに上々とのこと。
同JAでは今後、知名度向上に向けた消費宣伝等によるPRを強化・展開していき、JA中野市赤肉りんごブランドの構築を図る方針です。