冠雪ふじ®園地点検 研究会内で情報共有
JAりんご・もも部会高社地区「冠雪ふじ栽培研究会」は11月18日、高品質なサンふじ生産に向け、収穫前の園地点検を実施しました。
研究会は、同部会内部組織として「味の良い」「安心・安全」「蜜入り」にこだわり、消費者から評価の高いサンふじを出荷。化学肥料は一切使わず、毎年土壌分析を行うなど土作りから徹底しています。「冠雪」は中野市の高社山がかぶった雪のこと。高社山に初雪が降るまでじっくり樹上で完熟させることで、糖度がのったりんごが収穫できます。
当日は、部会員やJA担当技術員ら50人が各班に分かれて巡回。主に着果量や果形など生育状況を確認しました。巡回後、JA北部センターで全体会議を開催。班ごとに点検結果を報告し、活発な意見交換が行われました。また、会議内では目揃え会が開催され、集荷基準の着色や熟度などの統一を図りました。
研究会代表の畔上慶一さんは「互いの園地を比較し情報共有することで、さらなる技術向上につながる。園地点検を通じて意識を高めあい、より高品質な生産を目指してほしい」と話しました。