生産者の立場に立って JA職員が農作業実地研修

7月10日と11日の2日間、JAに入組して2年目となる職員4人が、管内の果樹農家で農業実地研修を行いました。研修を通じて、若手職員が生産現場で農業を学び、生産者との交流を深めることや、農業の現状を把握し今後の業務に活かすことを目的に毎年実施されています。
受け入れ農家の1人、渡辺重雄さんの園地では、金融共済部と営農部の職員がぶどうの摘粒作業を体験。慣れない作業に戸惑いながらも、熱心に取り組んでいました。園主の渡辺さんは「農作業は地道な努力の積み重ね。研修を通じて農業の大変さを学び、今後に活かしてほしい」と期待を寄せていました。
今回研修を受けた4人は、10月にきのこの生産現場でも実地研修を体験する予定です。JAの基幹産業である「園芸」と「きのこ」双方の研修を行うことで、より生産者とともに考え、行動できる職員を目指します。