JA女性部食農教育授業⑪ 〜にらせんべい作り〜
JA女性部は「食と農の大切さ」を次世代に伝承するために、食農教育協力隊を募り、年間を通じて地元小学校の子どもたちと食農教育授業を行っています。
女性部協力隊は、日野小学校の1年生10名と「にらせんべい」を作りました。「にらせんべい」は長野県の北信地方を発祥とする郷土料理で、お米の代わりに小麦粉を使い、庭先で手軽に栽培できるにらを混ぜて焼いたものです。
使用したにらは、今年の春に女性部員が栽培する畑から株分けしたもので、新葉が伸びて収穫しました。
焼き上がったにらせんべいを前に「にらは苦手」と話す児童も数名いましたが、「砂糖じょうゆをつけて食べてごらん」と女性部員に言われると、「おいしい!!」と驚いた様子で食が進みます。
「昔はよくにらせんべいを作って食べたけれど、最近はほとんど食べなくなった。子どもたちと食べると特別おいしく感じる」と女性部員は話していました。